彫刻刀の丸刀を砥石を使って砥ぐ方法

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丸刀を砥ぐには専用の砥石を手に入れるか、自分で丸刀にあった砥石を作る必要があります。

上の画像は右の赤い砥石が中砥石、その左隣が仕上げ砥石、その上の小さな砥石が丸刀の裏を研ぐための仕上げ砥石です。

 

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赤い砥石の中砥石に溝を付けた状態です。

溝を作るのはかなり時間がかかります。

丸刀のアールに合わせて様々な溝を作るのですが、地道に丸刀を何度も何度も研ぐ必要があります。

その隣の仕上げ砥石は、最初から溝が作ってあるものを手に入れました。

 

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中砥石は水を充分吸い込ませる必要があります。

上の写真は15分ぐらいつけておきました。

 

 

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丸刀の形状にあった溝を探し、中砥石で研ぎます。

 

丸刀の裏を指で触ってみます。

刃先が返っていたら手応えがあります。

刃が返っていなかったら、何度も何度も中砥石で研ぎます。

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中砥石と同じ要領で、仕上げ砥石を使って研ぎます。

今度はあまり力を入れずに軽く動かします。

 

 

最後に裏を研ぎだし完成です。

あとは何度も何度も経験を重ねながら、習得してください。

最初は上手く研げないと思いますが、印刀などの平らな彫刻刀を切れるように研げる人なら、すぐに要領をつかめると思います。

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道具の種類

 

彫刻刀に柄をつける

 

彫刻刀の柄を割って作る

ペンケースに入れる彫刻刀を改良してみる

二種類の砥石を使って彫刻刀を砥ぐ

彫刻刀の刃先が欠けたら

丸刀の研ぎ方

彫刻刀の柄を削って丸刀の刃先を長くする

彫刻刀の柄の先に糸を巻き付ける

 

彫刻刀の小道具の柄の先に糸を巻いて強くする

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この写真の彫刻刀は平刀ですが、柄の部分が細くなっています。

このような形状の道具を小道具と呼びます。

小道具に限るのですが、柔らかい木を柄で使うと、このように細くなると、強度が弱くなります。

それに小道具は彫刻刀のように、短くなったら柄を削る事もないので、柄の先に糸を巻きます。

糸は凧糸や釣り糸など、何でも良いです。

身近なもので使ってみてください。

まずは柄の先を印刀を使って整えます。

 

 

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サンドペーパーを使って、仕上げます。

私は元々、柄を奇麗にペーパーを使って仕上げる事に抵抗がありました。

そして、今までは彫り跡を残して使用していました。

ですので、ペーパーを当てないやり方が良いと感じたなら、ペーパーを当てるのは無視してください。

それはそれで使えば使う程、味がでてきます。

 

 

 

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上の画像は、全体をペーパーで仕上げた状態です。

 

 

 

 

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糸を巻く場所の溝を彫ります。

まずは印刀を使って両端に切り込みを入れます。

 

 

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印刀で所定の深さまで削ります。

そして、溝の幅にあった平刀を使って奇麗に整えます。

 

 

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他にもっと良いやり方があればそちらを試していただいて良いのですが、とりあえず私のやり方をご紹介します。

まずは糸の先を折り曲げて柄に当てがい柄の先から糸を巻いていきます。

 

 

 

 

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巻き終えたら輪になっている糸に糸を通します。

 

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刃先に出ている糸を引っ張ると、巻き終えた糸が中に入りこみますが、入る手前で一度止めます。tyoukokutou-ito-17

 

 

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巻いた糸の幅よりも印刀で短く糸を切ります。

 

 

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もう一度、糸を引っ張って巻き終えた糸を中に入れると、最後に引っ張った糸も印刀で切ります。

 

 

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これで完成ですが、糸がほどけないように瞬間接着剤を使って、糸に染み込ませてしっかりと固定させます。

 

 

 

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完成しました。

最後につやを出すために椿油を塗ります。

 

 

 

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画像では違いがわかりづらいですが、実際にはオイルを塗る事でかなりつやが出てきます。

 

 

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道具の種類

彫刻刀に柄をつける

彫刻刀の柄を割って作る

ペンケースに入れる彫刻刀を改良してみる

二種類の砥石を使って彫刻刀を砥ぐ

彫刻刀の刃先が欠けたら

丸刀の研ぎ方

彫刻刀の柄を削って丸刀の刃先を長くする

彫刻刀の柄の先に糸を巻き付ける

 

彫刻刀の柄の形 ー 使いやすい彫刻刀の柄のフォルムとは

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上の画像と下の画像は小道具の平刀です。

刃の幅は9分(2.7㎝)です。

彫刻刀の柄の形状は、彫刻をする人によって微妙に違います。

私もこの小道具の柄は何度も形状が変わっています。

刃先の長さは購入した当初はこの状態よりも3㎝程長くて15年でこの長さになりました。

そのため、たまに強い力を加えて彫刻をすると柄の先が細いので割れたりします。

その時は応急処置で接着剤を入れて使っていました。

忙しいとそのままにして使用していたりと、本当に乱暴に扱っていました。

このブログを書くことで、私の道具も自然と画像の中に写ったりします。

そして、私のブログを見てコメントを頂いた人に、彫刻のアドバイスをさせてもらう事も増えました。

そのため私は、彫刻を始めた頃を思い出すことも増えて、彫刻を始めた頃を思い返す事も増えました。

そして思い出すのと同時に、また道具をきちんとしておいた方が、初めて彫る人にも説得力がないと思い始めました。

ここ数年は道具に無頓着だったのですが、道具をもう一度見直しこれから彫刻を挑戦していきたいという人にも改めて今まで私が感じていた彫刻刀の柄について文章にまとめてみたいと思います。

 

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小道具という彫刻刀は刃の根元が細くなっています。

このような道具の利点は、見た目がかっこ良いというのもありますが、広い刃先の彫刻刀ですが細い柄で握りやすくて小回りがきいて使いやすいです。

普通の根元が細くなっていない平刀だと、手に持つ柄の部分が大きくなります。

大きいと力を込めて彫刻が出来るので、どちらもそれぞれに使い道があります。

上の画像の小道具は柄の先が細いので力が加わると割れる危険性があるので、私は糸を巻いています。

巻き方は下にリンクを張っておきます。

彫刻刀の小道具の柄の先に糸を巻いて強くする

道具のフォルムは、はじめのうちは柄のお尻の部分をあまり細くしていなかったのですが、今回は細くしてみました。

柄は小道具でも彫刻刀でもだいたい持つところが膨らんでいて、お尻の部分と柄の刃先の部分は細くして仕上げています。

お尻の部分を太くしても問題はありません。

現に私も太くしていた時期があったのですが、一番大切なところは持つ場所がきちんと持ちやすく出来ていたら、それ以外の場所では、極端な話彫刻をして遊んでも問題はありません。

また、漆を塗ってお尻の部分に切金を施している仏師の方もいらっしゃいます。

 

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こちらは浅丸の丸刀です。

普通の丸刀よりも浅くできています。

上の状態は長い間使用して、刃先が短くなってきたので、下の画像のように柄の方を切って短くしてみました。

短くする方法は下にリンクをはっておきます。

彫刻刀の柄の先を短くする

彫刻刀は長い間使用すると、柄の表面は焼けたり、手の油でどんどんと雰囲気が出てきます。

ですので刃先を削ると奇麗な木が出てきます。

私は使い古した雰囲気の柄が好きなのですが、また長く使用して上の画像のような状態に戻していきたいと思います。

柄の先を削ったのでついでに形状も少し変えて、写真には掲載していませんが、鉋で仕上げてサンドペーパーで表面を研いて椿油を塗ってみました。

実は今まで鉋で奇麗に仕上げてペーパーを使って仕上げる事に抵抗を持っていました。

それまでは、彫刻刀で仕上げごつごつ感を残して使っていました。

その方が、手作り感があって、なおかつ多少の滑り止めに(気休め程度ですが)なると思って使っていました。

私はどちらでの仕上げでも良いと思います。

自分が好きなやりかたで仕上げたほうが、モチベーションも上がります。

仕上げに椿油を塗っている最中に、これからも大切に扱っていきたいという気持ちが涌き起こってきます。

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上の画像は三分の印刀の彫刻刀です。

刃が斜めに真っすぐになっています。

この印刀はよく使います。

しかし、手の大きい人は幅が四分(1.2㎝)の彫刻刀が使いやすいように思います。

私も、中彫りの段階では四分をよく使い、仕上げに近づくと三分の印刀を使用しています。

この彫刻刀の柄の仕上げは、彫刻刀で仕上げて彫り跡を残しています。

先ほども記事に書きましたが、使い込めば使い込む程に、素朴な雰囲気になります。

彫刻刀の柄の形状で、私が感じる理想的な柄の制作方法は、柄を荒彫りの段階で彫刻をしてみる事です。

途中段階で使うとどこを細くした方が良いのか、残しておくべき箇所がリアルにわかります。

使いながら何度も何度も削り直して、一回で仕上げない方が私は良いように思います。

一回で仕上げても数日あるいは数ヶ月経過すると、おそらく削り直していると思います。

そんな風に、使い込みながら自分の理想の柄の姿をすぐに決めつけずに育てていくのが一番、理想的だと思います。

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最後に上の画像の小さい彫刻刀がありますが、私が携帯用に改良した彫刻刀です。

刃の大きさは同じです。

極限まで省略して、ペンケースに入るように施してみました。

下にリンクを張っておきます。

彫刻刀の柄を細く削り落として複数の彫刻刀をペンケースに収められるようにする。 その1 

 

下のリンク画像集は今回ご紹介した記事と重なるものもありますが、彫刻刀の柄に関する記事をまとめてみました。

彫刻刀に柄をつける

 

彫刻刀の柄を割って作る

ペンケースに入れる彫刻刀を改良してみる

二種類の砥石を使って彫刻刀を砥ぐ

彫刻刀の刃先が欠けたら

丸刀の研ぎ方

彫刻刀の柄を削って丸刀の刃先を長くする

彫刻刀の柄の先に糸を巻き付ける 

 

彫刻刀のブランド ー 清綱 小信 信吉 義延 Brand name of chisels

彫刻刀のブランド

彫刻刀にもブランドがあります。

いままで彫刻をしてきて最も良く使うのが清綱、次に義延、次に信吉、小信(このぶー一本のみ所有)です。

どの道具も素晴らしいので、これだと一本に決めるのは難しいです、切れ味もほぼ同じです。

切れ味をきめるのは鋼(はがね)です。

私が聞いた話によると清綱と小信は青紙2号を使っています。

刃物鋼は【紙】とも呼ばれます、上等な順で上から

青紙スーパー
青紙2号
白紙3号
白紙2号
白紙1号
黄紙3号
黄紙2号

黄紙2号が最下位なので安物の鋼かと言われたら全くそういう事もなく、鋼は使う用途によってかわります。

それは硬度と軟度の関係で鋼が固すぎるのが適しているものや、柔らかい鋼が適している物があるので一概には言えません。

そして彫刻刀には青紙2号が一番適しているようです。

彫刻刀は研ぐと切れるようになりますが、どれだけ切れ味が持続するかが問題です。

小学校の頃にセットで購入した1000円ぐらいの彫刻刀がありますが、なぜ職人さんは使わないのかというと、鋭利に研ぐことはできますがいとも簡単にすぐ切れなくなります。

最初の一削りに切れ味を使い果たしてしまいます。

 

Actually chisels have brand-name goods also
The best use brand name of chisels for sculpture is Kiyotsuna
next is Yoshinobu next is Nobuyosi or Konobu while I started scluputure
up to the present

I cannot chose one brand of chisels because these
chisels are really nice chisels they have same cutting quality of a chisels
and same sharpness

most important elements of cutting quality is kind of steels

According to the story that I heard
Kiyotsuna and Konobu use Aogami-No.2

These steels for use tools also called Kami(Kami or Gami is meaning the paper in Japanese)

These steels by high quality from the top

青紙スーパー
Aogami-super(Ao mean the blue in Japanese)
青紙2号
Aogami-No.2
白紙3号
Shirogami-No.3(Shiro mean the white in Japanese)
白紙2号
Shirogami-No.2
白紙1号
Shirogami-No.1
黄紙3号
Kigami-No.3(ki mean the yellow in japanese)
黄紙2号
Kigami-No.2

You may think Kigami No.2 is junk steels but
that is wrong

Because you must chose kind of steel for the right stuff in the right place

it mean some part of tools need hard steel but some part of tools need
soft steel so that can’t be said sweepingly.
Actually all chisels can be have same sharpness when you sharpning
but different of steel quality is how long sustaining sharpness

for example craft man never use cheep chisels for students or beginner
because these chisels cannot hold sharpness edge these chisels will be doesnt sharp soon

 

 

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ここに掲載した彫刻刀は、主に檜のような柔らかい木を削るのに適しています。

実は柔らかい木ほど、優れた切れ味を要求します。

それは、仕上げに削った跡がピカット光ります。

切れ味が悪いと、削った跡が光りません。

その削り跡の美しさに統一感がないと仕上がりが美しくなくなります。

それには切れ味を持続する必要があり、あんまり頻繁に研いでいても彫刻が進まないので鋭利な刃先が出来るだけ長く持続する事を求められます。

では、固い木を削るのはどうするのかというと、これは私の想像ですが鋼を固くすると良いのではないだろうかと思います。

木の固さに負けない鋼が必要ですが、そうすると切れ味は持続しません。

しかし、固い鋼に切れ味を持続するためには刃先の角度を鋭角から鈍角にすることです。

そうすることにより、固い木でもある程度彫れるのではないだろうかと思いますが、私はそこまでするのは面倒くさいので、いつも使っている彫刻刀を使ってそのまま削り、切れなくなったら少しずつ角度を鈍角にしながら研いで使います。

最終的には所定の角度になっています。

しかしこの鋼を使って彫刻刀を作ってくださいという、財力と余裕があれば良いのですが、当分先になりそうです。

先代から受け継いだ道具の形で充分完成されているので注文をつけるところなんてないのですが、実は遠い国にすんでいる日本人の方が現地で彫刻をするのに苦労しています。

それは日本のような柔らかい木が絶望的になく、固い木が主流です。

ですので、そんな固い木を削るにはどうすれば良いのだろうかと色々と考えていましたが、一番良いのは先ほどの刃先に使う一番固い鋼を極力薄くしてその上に被せる一番柔らかい地金を厚くして特注で作ってもらうと現地の木にあった道具になるのではないだろうかと勝手に想像しています。

地金を柔らかくする事で研ぐのが楽になります。

全部鋼で作ると、研ぐのがものすごく大変です。

いっこうに研ぎが進まない状態になります。

この鋼と地金を重ねる日本の刃物はすごいなあといつも感心します。

それは実用的に切れるという事と研ぎやすいというだけでなく美しさも兼ね備えています。

この美しいという感覚は彫刻をする上でとてもモチベーションをあげてくれます。

まずはそれぞれの彫刻刀をご紹介します。

These chisels was introduced in this chapter is
good for carving soft woods like a Hinoki(Japanese cypress)

Actually carve soft woods need sharp edge
when you use sharp chisels surface of finished goes shining
but if you use doesnt sharp chisels it couldnt shining

Thats why beautiful surface of finished need sharp chisels

It mean chisels have to hold sharpness long time also
if chisels couldnt hold sharpness long time you have to sharpning frequently

By the way I think that you should harden steel if you sculpture hard wood,

When you carve harden wood you need harden steel for that
but It doesnt hold sharpness.So harden steel blade should make the blade edge an obtuse angle

I think if I use that chisel I become able to carve a hard tree easily
but That takes labor.

So I always use chisels of everyday I using and these chisels has lost its edge
I make the blade edge an obtuse angle
But I can not afford to order such special chisels now

Of course these chisels already have perfect shape and blade from the wise ancestors and worship them
so no need request to these chisels but actually the Japanese guy who lives in the far-off country have a hard time for carving in there
Because that country sculpture mainly used hard wood
so he cannnot found soft wood like a japanese woods

I try to think what is best way for carving from these hard wood
and I think the best way is he have to get special chisels made off hard steel edge and pour thick soft steel over the edge

If use soft steel it becomes comfortable to sharpen by softening it.
If made off harden steel only it becomes hard to sharpen

I always think Japanese edged tools use stak hard steel and soft steel is
really great idea

that make it sharp practically and easy to sharpen edge
and beautiful blade
I think this element to be beautiful is very importnt elements for raise motivation of sculpture
I introduced my best brand name of chisels bellow

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信吉  https://sv73.wadax.ne.jp/~woodlike-co-jp/cart/29.html

この刃物は15年以上は使っています。

だいぶ短くなりましたが、とても美しいフォルムをしています。

薄く作られていて軽くて使いやすいです。
Nobuyoshi

This chisels used more than 15 years
so blade goes very short but still have beautiful form
This brand chisels is made thinly so it makes light and easy to use

 

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今井義延 http://www.yosinobu.com

京都の鍛治師です。

直接、鍛治師の方から購入しています。

工房兼店舗になっていて、鍛治師ご本人との雑談ばかりで購入するのも忘れてしまいそうになるときがあります。

息子さんは直接知らないのですが、刀鍛冶もされているようです。

義延さんの刃物は材料を惜しみなく使っているようで鋼、地金とも厚くどっしりとしています。

この刃物はかれこれ10年以上は経過していると思います。

というかウェブサイト作っていたんや、初めて知りました。

Yoshinobu Imai

this brand name from edge tool craftsman`s name

His shop also served as a workshop
I always to talk in a friendly with him so
sometime I I seems like I forgot bought chisels

I never met his sun but I know his sun is Japanese sword smith

These chisels made by Mr,Yoshinobu`s use good Steel generously
so these chisels have thick edge and blade

This chisel used more than 10 years

I never know He had website
I knew it now

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小信 http://www.konobu.com

彫刻刀界のスーパースター小信(このぶ)の四分(12センチ)の彫刻刀

左小信が登録商標です。

この小信は今回初めて購入しました。

清綱よりもやや厚く、義延よりも薄い、信吉に近い厚みの彫刻刀です。

長年彫刻をしていて小信の彫刻刀を一度も使った事がないというのもなんだか、説得力にかけるということで試しに購入しました。

素晴らしい道具である事は写真ではお伝えするのに限界がありますが、繊細な道具だという事がよくわかります。

一つ一つの形に妥協していないというのが伝わります。

いつも使っているお財布がエルメスに変わったような感覚でしょうか(実際にはエルメスの財布を持っていませんが)。

Konobu

Konobu`s 12cm chisel is superstar in chisels

Hidarikonobu is a registered trademark

I bought this Konobu`s chisel is my first Konobu`s chisel

This chisel blade is more than thick Kiyotsuna and It is thinner than Yoshinobu
Its looks like a Nobuyoshi`s chisel

I think I have never even once used a Konobu`s chisel before
my explained goes not convincing
so I bought it for trial

I couldnt show this chisels greatness and goodness by picture but you can understood
this chisels is delicate chisel

also you can understood It made not to compromise with form

This feels like a first time use Hermes wallet
(actually I never use Hermes wallet)

 

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今回は彫刻刀の柄を差し込み式にしました。

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上の画像までが小信です。

To an upper image is Konobu

 

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清綱 http://kiyotuna.com

この印刀の彫刻刀、実は私が習い始めたときに購入した物です。

清綱の彫刻刀は私の道具の大部分を占めます。

薄刃なので軽くて疲れにくいという事もあります。

彫刻刀の寿命は鋼がなくなるまで使えます。

そしてその鋼が入っている場所は銘の部分までです。

あともう少しでこの彫刻刀の寿命が途絶えそうです。

20年間の成長の記録です。

Kiyotsuna

Actually this chisel is bought when i started practicing sclputure
My almost chisels is this Brand Kiyotsuna

Kiyotsuna have thin edge blade so it is light weight so dont be tired even carving long time

The life of the chisel is usable until steel disappears
and actually end of steel is same as part of brand name in blade

This chisel is sands of time are running out.
This chisels is proof of my 20years of sculpture

 

 

下の画像リンク集では彫刻刀の柄の制作方法や研ぎ方をご紹介しています。

Bellow image link introduced how to made grip of chisels and how to sharpen it

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そして、新たな生命が誕生します。

and And new life will be born.

合掌

Gassho (prayer`s hands)

 

下のリンク画像集は、彫刻刀の柄の作り方や研ぎ方をご紹介しています。

Bellow image link introduced how to made grip of chisels and
how to sharpen it

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彫刻刀の柄の形 ー 使いやすい彫刻刀の柄のフォルムとは

Best form for grip of chisels What is best form for grip of chisel

 

奇麗な彫刻刀と彫るための用と美を兼ね備えた彫刻刀の違い

Difference between just beautiful chisels and chisels having both practicality and beauty

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彫刻刀に柄をつける 上の画像 

How to install Grip       Upper image

 

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彫刻刀の柄を割って作る 上の画像

Made Grip by splitting wood   Upper image

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ペンケースに入れる彫刻刀を改良してみる 上の画像

Customize chisels for storing pen case      Upper imagetoisi-17

二種類の砥石を使って彫刻刀を砥ぐ 上の画像

Sharpen chisels by two kind of sharpening stone   Upper image

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丸刀の研ぎ方 上の画像

How to sharpen Ganto  Upper image

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彫刻刀の柄を削って丸刀の刃先を長くする 上の画像

Sharpen grip for lengthen the blade of Ganto   Upper image

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彫刻刀の柄の先に糸を巻き付ける 上の画像

wind thread on grip of chisels           upper image

印刀の彫刻刀一本を使って一刀彫を彫ってみる

 

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まずは印を付けていきます

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最初に幅を計測します。

幅は25ミリ、それを三等分にした幅を一つとして基準に高さを決めます。

 

 

 

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まずは額の位置を決めます。

これは適当で良いです。

 

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額口から一つの10倍アバウトですが約8センチ下が足が乗る天板の位置になります。

 

 

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上の画像の横線は額の位置になります。

そこから二つ分印を下に印を付けます。

 

 

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お顔の幅は一つの1.5倍(一つ半)にします。

 

 

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今回顔の表情は彫らないのですが、額の位置から一つ下の位置が口の場所になります。

さらに一つの半分下がった位置が顎の位置になります。

 

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肘の膨らみを考えて適当に線を引くと、彫るべき場所が的確に見えてきます。

 

 

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これで準備が整いました。

上から新しい順に動画をご用意いたしました。

動画でご確認ください。

 

 

 

 

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完成した一刀彫と新しい木の棒を重ねて輪郭線だけ線を写しとると、二回目以降は計測をする手間が省けます。

 

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カッターナイフで仏像彫刻

 

カッターナイフの次はから最低限の一本の彫刻刀と砥石をそろえてみる。

ブログを通して、カッターナイフで仏像彫刻をみて、実際に試してみた方からメッセージが届き、私自身思った以上の反響にうれしい悲鳴を上げていたところです。
そこで、カッターナイフから一歩進んで、最低限これだけあればという道具をあげてみました。

三分(約1㎝幅)の印刀の彫刻

中砥石

仕上げ砥石

この三つをまずはお勧めしたいと思います。

最初の行程として彫刻刀の柄をつけるところから、始めて見たいと思います。

初めて本格的に彫刻刀をもたれる方は柄が付いている彫刻刀から始めた方がよいです。

1 彫刻刀の柄の付け方

2 彫刻刀を研いでみる

3 一刀彫の彫刻開始

本格的にさらに進みたい人がおられましたら、彫刻刀の種類をそろえられたら良いですし、そうでない人はこの一本さえあれば、仏像以外にも何らかの細工をするときにとても重宝されるのではないだろうかと思います。

それだけ、この印刀という彫刻刀は使いやすい道具です。

まずは動画で

途中飼っているインコが登場しますが、ご容赦ください。

 

 

 

彫刻刀に柄をつける

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彫刻刀や大工道具などの専門の刃物を取り扱っているお店で彫刻刀を購入するとに同じ形状の刃でも、柄が付いているものと、刃だけのものが販売しています。

趣味やお稽古などで初めて彫刻をされている人などは、柄があらかじめついた彫刻刀を購入されている人が多いですが、慣れてくると刃の部分だけ購入して柄は自分で作る方法もあります。

柄付きの彫刻刀の場合と柄が付いていない刃だけの彫刻刀中身が同じかといえばそうではなく、初心者用として販売している彫刻刀の場合中身をかけると写真の鉄の長さの半分ぐらいしかありません。

しかし、そう簡単に減っていく物ではなくて、初心者用で毎日使い続けて頻繁に研ぐと1年持たないかもしれませんが、たまにしか彫らない場合だと何十年と使い続ける事が出来ます。

今回は柄が付いていない中身が長い方の彫刻刀の柄を作る制作行程をご紹介したいと思います。

 

 

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刃先は丸くなっていて切れない状態で販売しています。

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一本の彫刻刀の柄を作るのに二枚の細い板を使います。

あらかじめ鉋で接着面をかけておいてから、彫刻刀を合わせます。

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彫刻刀の輪郭を鉛筆やシャープペンなどでなぞります。

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輪郭線を削らないように中を丸刀で削り落とします。

 

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まだまだ彫り足りませんが一度、合わせてみます。

そして擦ると、木の方に擦った跡がつくのでそこを彫刻刀で削り落とします。

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丸刀から1、5分の平刀に変えて底の面と両面を削ります。

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彫刻刀を合わせて少しずつ微調整していきます。

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彫刻刀が入る溝が出来ました。

この次に接着をしていきます。

接着に適しているのは米糊、エポキシ樹脂、カゼイン、などは適していると思いますが、入手が難しかったり、するので木工用のボンドでも使えます。

木工用のボンドを使う場合気をつけなければいけないのはボンドが鉄に触れると錆の原因になるので、接着するときは触れないようにできるだけ気をつけます。

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固まるまで圧着します。

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固まりましたら、断面が楕円になるように四隅を削ります。

 

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四隅が削れると、断面が8画になります。

それから刃に近い柄の先と後ろの部分を細くします。

 

 

 

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彫りながら握ったりして自分の手に馴染む形状に合わせていきます。

 

 

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断面はあらかじめきっちりと楕円形を決めておくと早くて奇麗に仕上げることができます。

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柄の荒削りが出来上がりました。

この状態でも使う事が出来ますが、今回は鉋を使ってもう少し細かく仕上げていきます。

 

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鉋で削っている最中にもう少し彫りたいところが見つかると、彫刻刀を使って形を整えます。

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さらに鉋をかけます。

 

 

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柄の先の部分を平たくして完成です。

 

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以前ご紹介した携帯用の彫刻刀と合わせてみました。

刃も大きさもほぼ同じですが、柄の大きさで見た目も変わります。

 

完成

 

 

 

彫刻刀の柄の形 ー 使いやすい彫刻刀の柄のフォルムとは

 

彫刻刀の柄を割って作る

ペンケースに入れる彫刻刀を改良してみる

二種類の砥石を使って彫刻刀を砥ぐ

彫刻刀の刃先が欠けたら

丸刀の研ぎ方

彫刻刀の柄を削って丸刀の刃先を長くする

彫刻刀の柄の先に糸を巻き付ける 

彫刻刀の柄を細く削り落として複数の彫刻刀をペンケースに収められるようにする。 その4 6ミリ幅の丸刀の調整

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2分(6ミリ)の丸刀をペンケースに入るサイズに調整する。

前回同様に、ペンケースに入る長さに切り落とします。

 

 

 

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今回は、ドリルで穴を開けずに彫刻刀で差し込み穴を作ってみます。

 

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このままでは彫刻刀で溝を彫る事が出来ないので、まずは差し込み蓋を幅が広い平たい彫刻刀で半分に割ります。

 

 

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これで丸刀の溝を彫りだす準備が整いました。

 

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まずは線を引いて同じ丸刀か、もしくは少し細めの丸刀で調整彫りします。

 

 

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少しきつめで調整します。

 

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接着剤を入れてセロテープで固定して接着剤が固まるまで待ちます。

 

 

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前回同様に彫刻刀の柄をペンケースに入るサイズに調整彫りします。

 

 

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彫刻刀の柄に合わせて差し込み蓋も削り合わせます。

 

 

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下の画像は別の道具で説明しています。

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差し込み蓋と柄の隙間を埋めていきます。

 

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彫刻刀を仕上げながら細めます。

サンドペーパーで仕上げますが、この鉋の作業でほぼ仕上げます。

サンドペーパーは軽くかける程度で済むようにします。

 

 

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使い心地をチェックします。

自分がよく使う道具がちゃんと入るかどうか確かめてみます。

 

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ちゃんと丸まりました。

これで完成です。

曲名】 moment オルゴール
【サイト名】フリー音楽素材 H/MIX GALLERY
【管理者】 秋山裕和
【アドレス】http://www.hmix.net/

その3へ(3ミリの丸刀)   その1 最初へ   

彫刻刀の柄を細く削り落として複数の彫刻刀をペンケースに収められるようにする。 その3 3ミリ幅の丸刀の穴をあける別の方法

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今回の彫刻刀は刃先が丸い丸刀です。

幅が一分(3ミリ)という細い道具なので、今回は別の方法で穴をあけてみたいと思います。

 

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まずは前回同様に短くしてペンケースに入るようにします。

前回は彫刻刀の柄を張り合わせて作っていましたが、細い丸刀の場合ドリルの刃先で穴をあけてそこに突っ込んで固定をします。

今回はドリルを使用していますが、前回同様にあらかじめ半分にした板に彫刻刀の形状に合わせて彫刻刀で削り合わせる方がよりフィットします。

 

 

 

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まずはドリルで穴を開ける前に槍であらかじめ小さな穴を作っておきます。

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あらかじめ彫刻刀の柄を細くしておきます。

 

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さらに細くして穴に差し込みます。

 

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差し込み蓋のほうも同様に細くします。

 

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この後の写真は別の彫刻刀で説明しています。

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前回同様に彫刻刀の柄と差し込み蓋の接地する所の隙間を少しずつ確かめながら削り合わせます。

 

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表面を仕上げながら細めていきます。

この時にほぼ完成に近い形まで鉋で仕上げ、この後のペーパー仕上げは軽くこするだけにしておきます。

 

 

 

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椿油を塗りこんで完成です。

 

写真は前回と同じ道具を使用していますが、やり方は同じです。

その2へ(9ミリ幅の印刀の調整)      その4へ(6ミリ幅の丸刀の調整)

 

 

 

 

彫刻刀の柄を細く削り落として複数の彫刻刀をペンケースに収められるようにする。 その1

曲名】 moment オルゴール
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複数の彫刻刀を自宅に持ち帰る時、画像の皮のケースに入れて巻いて鞄に入れていました。

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このケースが大きくてそのため大きめのバッグに入れて持ち歩いていました。

紐も最近ちぎれて代用でピニール紐でしばる有様です。

それと最近、持ち歩く頻度が多くなったのもあるのですが、知人の自宅でちょっと修正するために身近に彫刻刀が複数必要だなあと感じる事があります。

そんな時、以前から使っていた巻くタイプのペンケースをしばらく見ていました。

漠然と、このペンケースに彫刻刀を入れられたら楽に持ち運べるだろうなあと思っていました。

漠然と思ったら最後、すでに彫刻刀を削るための準備に入っていました。

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ペンケースなので刃物を直接入れると破れてしまいます。

そこで、刃先に差し込み蓋を作りました。

さらに極限まで細く削り出して、途中段階でケースに入れて確かめながら仕上げていきます。

 

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次回は一本ずつ作り方を紹介してみたいと思います。

9ミリの彫刻刀を細く削る

 

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彫刻刀の柄を割って作る 上の画像

ペンケースに入れる彫刻刀を改良してみる

 

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二種類の砥石を使って彫刻刀を砥ぐ 上の画像

 

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丸刀の研ぎ方 上の画像

 

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彫刻刀の柄を削って丸刀の刃先を長くする 上の画像

 

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彫刻刀の柄の先に糸を巻き付ける 上の画像